貸会議室運営のティーケーピー(TKP)は来年4月、東京・市谷で会議室を併設した簡易宿泊所「ファーストキャビンTKP市ケ谷」を開業する。客室165室のほか、大浴場を設ける。会議や研修などビジネス需要のほか、交通の利便性などを売り物に観光客らの利用も見込む。
JR市ケ谷駅から徒歩2分の立地で、延べ床面積は約1800平方メートル。
資本・業務提携先の簡易宿泊所運営、ファーストキャビン(東京・千代田)と組み、TKPの自社ビルと近隣のビルを改装する。
ファーストキャビンは「コンパクトホテル」と呼ぶ簡易宿泊所を各地で展開している。既存ビルを改装し、ビジネスホテルより安価な料金体系にしている。
TKPとファーストキャビンは今後も、遊休不動産の活用で事業拡大を目指す。