ティーケーピー、7500万円増資実施、NIFなど引き受け――空き室獲得費用に。

2006-04-28 日経産業新聞に当社記事が掲載されました。
 首都圏で会議室レンタルを展開するティーケーピー(東京、河野貴輝社長、03・5472・1117)は二十八日、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズと伊藤忠ファイナンスを引受先にした計七千五百万円の第三者割当増資を実施する。増資で得た資金は駅前にあるオフィスビルの空きフロア獲得費用などに充てる。より好立地の会議室を増やすことで、利用客の利便性向上につなげる。

 同社は空き室を抱える中小ビルから低賃料でフロアを借り受け、リフォームして会議室として企業などに一時間単位でレンタルする。自社運営のサイト「貸会議室ネット」で会議室を予約できる仕組みで、利用企業数は約二千六百社。

 利用料金を周辺のホテルに比べて半分以下に抑えることで、経費を削減したい企業の利用を増やしている。従来は中小ビルの空き室を借り受けてきたが、今後は駅前にある高層ビルなどの空き室を長期借り受けることで利用者の選択肢を増やしていく。増資で得る資金は、こうしたフロアの保証金などに充てる。

 同社は二〇〇五年八月から貸し会議室ビジネスを始め、東京都内と横浜市内で五十五の会議室をレンタルする。〇六年五月期の売上高は一億九千万円、経常利益で約四千万円を見込む。