TKP、運営受託を拡大、千葉市のホテル宴会場、平日の稼働率向上支援。

2012-12-28 日本経済新聞に当社記事が掲載されました。
官公庁・団体の需要喚起

 貸会議室大手のティーケーピー(TKP、東京・新宿、河野貴輝社長)は千葉市でホテル宴会場の運営受託を増やす。2013年1月にアパホテル&リゾート東京ベイ幕張の48階を宴会場に改装し運営を始めるほか、湾岸部の千葉みなと地区で開業するカンデオホテルズ千葉でも運営を引き受ける。市内にあるホテルの平日の宴会場稼働率が低いため、引き上げを支援する。

 アパホテルで新たに運営を担うのは48階にある全5室、合計面積が370平方メートルの宴会場。最大200人程度を受け入れられ、高層階から海が見えることを売り込む。9月まで、複合カフェ「アプレシオ東京ベイ幕張店」だったが、TKPの負担で宴会場に改装する。

 カンデオホテルズ千葉で運営する宴会場は全13室、合計面積は約2500平方メートル。中には1000平方メートルで最大1000人を受け入れられる大型宴会場もある。これを武器に官公庁や業界団体などの大型宴会を取り込む。併設するチャペルを生かし、結婚式の受注にも力を入れる方針だ。

 両ホテルでの宴会場の運営受託開始に合わせ、アパホテルの1階フロントに、TKP専用のカウンターを設置する。2~3人の社員が常駐し、顧客案内や近隣企業への営業の拠点とする。両ホテル間での相乗効果を狙い、ホテルの間でシャトルバスを走らせることも検討する。

 TKPはこれまで、千葉市内ではアパホテルの低層階にある宴会場を運営していたが、今回の受託で受託面積を現在の6倍超の約3400平方メートルに引き上げる。14年2月期に両ホテルだけで15億円の売上高をめざす。

 千葉市では、土日の結婚式需要があるが法人需要は少なく、平日の宴会場の稼働率が低い。TKPは全国の貸会議室運営で培った約7万5千の法人の顧客基盤を生かし送客し、特に平日の稼働率を引き上げたい考えだ。

 TKPはホテルやオフィスビルを保有する企業などから会議室や宴会場の運営の委託を受けている。ホテル宴会場の運営はカンデオで8カ所目となる。13年2月期の連結売上高は前期比4割増の85億円の見通し。