大宮駅東口に貸会議室、TKP、新幹線延伸にらむ。

2014-07-24

日本経済新聞に「TKP大宮カンファレンスセンター」オープンの記事が掲載されました。

 貸会議室大手のティーケーピー(TKP、東京・新宿)はJR大宮駅(さいたま市)東口近くに大型会議室6室を開業した。総収容人数は約550人。東北新幹線や上越新幹線など、新幹線5路線の結節点である大宮駅の立地を生かし、企業の需要を開拓する。

 開設した「TKP大宮カンファレンスセンター」は総会議室面積約700平方メートル。72人~132人を収容できる部屋を6室用意した。駅から徒歩約6分の旧中山道に面するビルの2フロアを借り受けた。

 同社が運営する大宮駅周辺の貸会議室は2拠点目。「同駅周辺はビジネスでの需要が高く稼働率が高かった」(同社)ため、新たな施設を開設した。既存施設は収容人数が50~60人程度の部屋が多いため、新施設は100人前後収容できる部屋を4室設けた。天井を高くするなど高級感を演出し懇親会にも対応する。

 同駅周辺はオフィス需要が堅調で、来春には北陸新幹線の延伸開業や上野東京ライン(東北縦貫線)の開業を控えており、さらなる利用増が見込まれている。