TKP、企業の保養所を再生。

2013-09-30 日経産業新聞に保養所の再生事業の記事が掲載されました。
貸会議室大手のティーケーピー(TKP、東京・新宿、河野貴輝社長)は、企業の遊休施設となった保養所の再生事業に乗り出す。静岡県熱海市などにある4物件を賃借し、10月以降に「TKPリゾート」のブランドで企業向け宿泊施設として順次開業する。貸会議室事業で築いた顧客基盤やノウハウを活用し、リゾート地で泊まりがけ研修をする企業の需要を掘り起こす。

 10月1日にTKPリゾート「禅」熱海(静岡県熱海市)をオープンする。宴会場や和室タイプの客室があり、顧客企業は貸し切り方式で施設を利用できる。TKPは国内旅行の企画・販売ができる「第2種旅行業」の登録をしており、企業から交通や食事の手配、研修プログラムの作成などを一括して請け負える。

 11月以降に神奈川県箱根町、長野県軽井沢町などでも宿泊・研修施設を開業する。今回の4物件はいずれも大企業が売却した施設。不動産のユニホー(名古屋市)が所有しており、TKPが再生を担う。

 TKPは都市部で企業に会議室や宴会場を貸し出す事業で成長してきた。蓄積したノウハウを活用し、地方のリゾート地で遊休施設となった保養所の再生に乗り出す。

 仕出し弁当の子会社を活用して、セントラルキッチン方式で食事を提供するなどのコスト抑制策を導入する。初年度の売上高は5億円を見込む。TKPは今後、「TKPリゾート」ブランドの施設を20件程度に増やしたい考えだ。