「激戦区」大分市中心部のホテル 生き残りへ“弱点”強化

2011-11-07

大分合同新聞に当社記事が掲載されました。

"ホテル激戦区"の大分市中心部で、宴会場やレストランを備えたシティーホテルが生き残りを懸けた戦略転換を打ち出している。長引く景気低迷などで苦戦している宴会場の稼働率を上げるため、集客業務を外部に委託。全国ブランドのチェーンから離脱して地域密着を進め、新たな客層の獲得を目指す動きもある。

人件費など維持費が掛かり、宿泊に比べて利益率の低い宴会やレストラン部門の収益確保は、シティーホテルに共通する課題だ。

大分アリストンホテルは、11月から100名を収容できる宴会場の集客業務をティーケーピー(TKP、東京都)に委託。格安の貸会議室を全国展開し、多くの企業を顧客に持つTKPが、利用が少ない昼間を中心に会議の受注を増やすことで稼働率を向上させる。同ホテルの小林勇総支配人は「宿泊、宴会、レストランとホテルの経営も分業の時代。それができれば、激しい競争下でも勝負できる」と自信を見せる。

(以下略)