2020年10月15日(木)発刊の東京読売新聞に弊社についての記事が取り上げられました。

2020-10-15

熱海に⾼級ホテル続々 GoTo需要で注⽬

◇トレンドBOXプラス
◆研修⽤会議室 全室に温泉⾵呂
熱海市で⾼級志向のホテルが次々にオープンしている。新型コロナウイルスの感染防⽌と経済活動の両⽴を⽬指す中、⾸都圏に近い⽴地の良さや政府の観光⽀援策「Go To トラベル」で新しいホテルへの期待が⾼まっている。コロナ禍の中、その集客⼒が注⽬される。(中⼭智道)

◇リゾート兼研修施設
⾼級リゾートと宿泊研修施設という⼆つの顔を持つ「⽯のや熱海」が先⽉16⽇、市街地や相模灘を望む⾼台にオープンした。5階建て計34室で、研修⽤に⼤⼩三つの会議室がある。運営するのは貸会議室や研修施設で実績を持つティーケーピー(本社・東京都)。河野貴輝社⻑は「個⼈向けラグジュアリーホテル、企業向け研修ホテルとして選ばれるようになりたい。コロナ禍で稼働率が上がらない可能性も想定の範囲内」と語る。 料⾦は1⼈1泊2⾷付きで、テラス露天⾵呂付きスイートルームが5万円前後から。Go To トラベル効果でスイートが好調という。

◇奥座敷の癒やし空間
11⽉1⽇開業予定の「SOKI ATAMI」(そき あたみ)は住宅が⽴ち並ぶ傾斜地の上に誕⽣する。いわば「熱海の奥座敷」にあり、全室温泉⾵呂付きが特徴だ。 運営するUDS(本社・東京都)はホテル、住宅など街づくりに関わる事業を展開する。広報担当の渡辺絢⾹さんによると、SOKIは基本概念の「素(す)の器(うつわ)」に由来。客室は天然素材でシンプルにしつらえ、湯治場だった熱海らしい癒やしの空間を⽬指す。「ありのまま素材を楽しんでほしい」との思いを込めた。 8階建て54室。料⾦は1⼈1泊2⾷付きで、最⾼級のSOKIスイートは6万9000円から。先⽉から予約を受け付けており、⽐較的料⾦の⾼い部屋が好調という。

◇⼀等地の⼤型ホテル
熱海サンビーチに⾯した⼀等地で来年1⽉に部分開業を⽬指すのは「熱海パールスターホテル」。かつては熱海を代表する⽼舗⼤型ホテルがあった。閉館後、商業⽬的ビルが建てられたが、開業に⾄らなかった。 客室は73〜161平⽅メートルと広めの造りが特徴だ。10階建て87室で熱海の⾼級ホテルとしては規模が⼤きい。洋⾷、和⾷、中華、すし、鉄板焼きなどの様々な⾷事処(どころ)に加え、フィットネスクラブ、スパなど多彩な施設を予定している。 開業準備室の栃原秀男・副総⽀配⼈は「お客様を中にとどめるのではなく、熱海の良さを伝える発信拠点になりたい」と語る。

◇楽観できない現状
⼀⽅、既存施設では「⼆極化」が進む。Go To トラベルは「⾼級な旅館・ホテルは恩恵を受けたが、それ以外は厳しい」(ホテル経営者)という現象をもたらした。特に常連客に多い⾼齢者の来遊は低調で、地域全体としては楽観できない状況が続く。新型コロナの影響で今夏に予定していたオープンを延期したプリンスホテル系の「プリンススマートイン熱海」は今冬の開業を⽬指している。 ⽇本を代表する観光地熱海で次々に開業するホテルの成否は、ウィズコロナの時代の観光地の先⾏きを占う⼀つの⽬安となりそうだ。