TKPが会議室予約専用サイト 一括手配でコスト削減

2009-10-30 フジサンケイビジネスアイに、当社記事が掲載されました。
 貸し会議室事業を展開するティーケーピー(TKP、東京都中央区)は、特定の顧客を対象に、会議室の予約の手間を省くための専用サイトを設ける。また、会議室の提供を中核にして、宿泊の手配なども一括して引き受けるサービスも強化する。周辺事業を強化することで2012年5月期には売上高を100億円(09年5月期35億円)に高める計画だ。

 ◆第1弾は東京海上

 新サービスの第1弾として、東京海上日動火災保険の専用サイトを設けた。東京海上はグループ関連企業をはじめとして、セミナーや会議などでTKPの会議室を頻繁に利用している。専用サイトの開設により、全国の適切な会場を一括して手配できるうえに、費用の請求も一本化が可能になるなど、管理部門の業務が大幅に軽減される。

 同社では「コスト削減を進めるために、一括して手配したいというニーズが強まっている」(河野貴輝社長)ことから、今後も特定の顧客企業を対象にした専用サイトの開設に力を入れる。

 一方、貸し会議室事業の付帯業務については、テレビ会議システムの構築やケータリング、備品の手配、研修プログラムの用意など、多様なサービスをそろえて提案していく。

 これまで各企業はセミナーや店長会議などを開く際、ホテルを利用することが多かった。しかし、一段の経費削減に迫られるなかで、貸し会議室に変更する動きが目立っている。

 ◆全国に1000室

 こうした会議室需要の増大を背景に、TKPの売上高も拡大基調で推移。09年5月期売上高は前期に対し約3割も増加した。また、今年7月にはイオングループとも契約し、道具ループが利用する貸し会議室の手配を一手に引き受けている。

 TKPは東京や大阪、福岡など全国の大都市圏で同事業を展開。主要駅から5分以内という利便性に優れた場所で、収容人員4人の小会議室から390人を収容できる大ホールまで約500室を運営。当面の目標として、会議室を1000室まで増やす方針。また、中国にも進出して現地で貸し会議室事業を展開することも計画している。