ビジネスホテルを展開するアパグループ（東京・港）と貸会議室⼤⼿ティーケーピー（ＴＫＰ）は２５⽇、福岡・天神に新しいホテルを開業した。地上１４階建てで、客室数は２６８室。新型コロナウイルスの感染を防ぐため、県境を越える外出⾃粛要請は続いているが、割安な料⾦で近郊の住⺠など国内客を取り込む。
当初は１２⽇の開業予定だったが、新型コロナの影響で延期していた。客室はシングルとダブルが２６７室、デラックスツインが１室を備えた。１階にあるレストランは電気コンセントを設置し、テレワークでも利⽤できる。
インバウンド（訪⽇外国⼈）について、アパグループの元⾕⼀志社⻑は「年内は戻ってこないのではないか」と予測。「格安で利⽤できるキャンペーンなどを通じ、県内や近県の需要を取り込みたい」と話した。
♦日本経済新聞 WEB
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