2019年4月15日の日本経済新聞電子版に弊社に関する記事が掲載されました。

2019-04-15

シェアオフィス⽇本事業を買収 TKP、世界⼤⼿から

 貸会議室⼤⼿のティーケーピー(TKP)は15⽇、「リージャス」のブランドを展開する シェアオフィス世界⼤⼿IWGの⽇本事業を買収する⽅針を固めた。国内市場では⾸位。買 収額は約500億円とみられる。シェアオフィスは「働き⽅改⾰」の影響で利⽤者が増えてお り、TKPは買収で成⻑市場に進出する。貸会議室との共同オフィスなど相乗効果を狙う。

 15⽇午後に発表する。5⽉末めどに、TKPが IWGの⽇本法⼈を買い取る。国内で「リージャ ス」などブランドを使うライセンス契約も結ぶ。買 収資⾦は銀⾏からの借⼊⾦でまかなう。

 TKPは買収後、シェアオフィスを新たに設⽴す るだけでなく、全国約250カ所ある貸会議室の⼀部 を改装する。資本業務提携先の⼤塚家具の閉店・縮 ⼩に伴い取得した床の⼀部も変える。

 IWGは1989年の設⽴。スイスに本部を置き、世界約120カ国で約3000拠点を運営す る。⽇本には98年に進出し、国内で業界⾸位の約130カ所を構える。主⼒の「リージャス」 のほか、⾼価格帯の「スペーシズ」などを運営する。

世界の主要都市ではソフトバンクグループが出資する⽶ウィーワークが急拡⼤し、IWG などとの出店競争が過熱している。IWGは⽇本では単独での成⻑が難しいと判断した。 TKPに事業を任せ、ライセンス料を得る戦略に切り替える。