2019年4月23日の住宅新報に弊社に関する記事が掲載されました。

2019-04-23

 貸し会議室などを展開するティーケーピー(東京都新宿区、河野貴輝社長)は4月15日、日本リージャスホールディングスの発行済全株式を取得する株式売買契約を締結した。日本リージャス社(西岡真吾社長)は、IWG社の日本での事業として全国約37都市、139拠点以上(19年3月現在)のレンタルオフィスを展開している。98年に日本において事業を開始し、「Regus」をはじめとする多彩なブランドを通じてレンタルオフィス、バーチャルオフィス、コワーキングスペースを運営している。 IWG社はスイスに本社を置き、ロンドン証券取引所に上場する世界最大のワークスペースプロバイダー。そのネットワークは世界110カ国超、1100都市超、3300拠点超、会員250万人超(18年12月時点)に及んでいる。

 日本リージャス社の企業価値は320百万英ポンドで、為替レート1英ポンド145・98円で換算すると約467億円となる。今後、純有利子負債などの調整を行った上、実際の取得額が確定される。

 更に、同時にIWG社と締結した日本での独占的パートナー契約により、TKPと日本リージャス社による不動産の共同仕入れが可能となる。両社がこれまでに蓄積した遊休不動産の膨大な活用実績に加え、両ブランドが一体となった共同マーケティング、共同開発により、地域特性や物件特性に応じたサービスの提案が可能になるという。

 なお、TKPとIWG両社の関係強化に向け、IWG社CEOのマーク・ディクソン氏と日本リージャス社長の西岡慎吾氏の両氏は、5月に開催を予定している株主総会の承認をもって、TKPの取締役に就任する予定。