日本経済新聞に「TKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口」についての記事が掲載されました。

2017-08-01

貸し会議室、2.5倍に増床、TKP、名駅前の拠点を。

 貸会議室運営のティーケーピー(TKP)は名古屋駅前の貸会議室を2.5倍に増床する。会議室を14室多い25室に増やす。広さは2900平方メートルとなり、約2100人を収容できる。名駅周辺の再開発に伴って貸会議室の利用が増えており、2027年のリニア中央新幹線の開業に向けて受け入れ能力を増やす。
 増床して8月中旬に開業する「ガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口」は名駅の太閤通口近くにある。増床前は広さが各室合計で約1100平方メートルで収容可能人数は約900人だった。
 ホテル宴会場のようなカーペットや照明など高級感のある内装に刷新する。研修やセミナーだけでなく、懇親会や講演会などの利用増を目指す。
 企業は懇親会などの一部を経費削減でホテルから貸会議室に切り替えている。同社の会議室は高級ホテルの宴会場に比べ定価で半額以下という。高級感を持たせ、切り替え需要を取り込む。
 同社は名古屋地区に9拠点の貸会議室を持つ。16年7月~17年1月にかけて名駅から徒歩5分圏内に3棟(計27室)の貸会議室を開業したほか、9月にも予備校校舎を改築した簡易宿泊所の開業を予定している。「今後も積極出店を続けたい」(同社)との方針だ。
【図・写真】飲食を伴う懇談会も開催できるような高級感のある貸し会議室を増やす。