TKP、ホテル事業拡大、3年で10施設に、売上高60億円目指す。

2016-11-07

日本経済新聞に「アジュール竹芝」の記事が掲載されました。

 貸会議室のティーケーピー(TKP、東京・新宿、河野貴輝社長)は都市ホテルに参入する。来年4月に「ベイサイドホテル アジュール竹芝」(東京・港)の運営を藤田観光から引き継ぐ。今後3年でホテル数を10に増やし、2020年2月期の事業売上高は現在の10倍に当たる60億円を目指す。

 アジュール竹芝は東京都職員共済組合が保有する21階建てのホテル。122室の客室、宴会場や会議室、結婚式場などを備える。TKPは貸会議室の顧客企業を中心に営業し、ビジネス客を獲得する。

 TKPは遊休不動産を貸会議室に活用し、国内の会議室数は1700室、月の利用客は延べ1万8千社にのぼる。顧客企業の出張需要を取り込むため、ホテル事業を拡大する。現在はアパホテルのフランチャイズチェーンとして札幌市内にビジネスホテルを2施設運営している。