TKP、北陸で貸会議室、まず金沢で14 室、採用活動などに的

2012-11-07

日本経済新聞に当社記事が掲載されました。

貸会議室大手のティーケーピー(TKP、東京・中央)は6 日、北陸支店を新設し、北陸エリアに進出すると発表した。第1 弾として金沢市内で14 室を確保し、貸会議室事業を始める。同社は東京や大阪に本社を置く企業が地方で会合を開く機会が増えていることを受け、地方への展開を加速している。石川県を皮切りに、富山県や福井県への進出も検討する。

既に北陸支店を金沢市上堤町のオフィスビルに設置。金沢市内で18~183 人が入る会議室を計14 室を確保し、貸し出しを始めた。36 人で使える62.6 平方メートルの部屋の場合、料金は1 時間当たり5670円。食事や飲み物などのケータリングサービスも手掛ける。

東京や大阪に本社を置く企業が学生向けの会社説明会や入社試験、ユーザー向けのセミナーなどを開く際の需要を想定。北陸の企業でも大人数を集めた会議などを開催する場合に、引き合いがあると見込んでいる。

同社は関東と関西を除く名古屋、広島、福岡、札幌、仙台の各市に支店を持ち、全国での営業展開を目指している。北陸地域ではこれまで顧客から依頼を受けて地元のホテルの宴会場を会議室として紹介するといった事例はあった。